平安、履正社破り初優勝
第86回選抜高校野球大会最終日は2日、甲子園球場で決勝が行われ、龍谷大平安(京都)が履正社(大阪)を6―2で下し、初優勝を果たした。龍谷大平安の甲子園大会制覇は1956年夏以来4度目。春夏通じて初めて決勝に進んだ履正社の優勝はならなかった。
龍谷大平安は一回、1番徳本の右翼線三塁打と2番大谷の内野安打で先制。さらに2四球で迎えた1死満塁から押し出しの死球で加点した。三、四回にも追加点を奪い、2点リードの九回には4番河合が勝利を大きく引き寄せる右越えの2点本塁打を放った。
履正社は五回に西村の二塁打で挙げた2点にとどまった。
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