首都圏を中心とする私立大に2013年度に入学した下宿生への仕送り月額(6月以降の平均)は13年連続で減少して8万9千円となり、1986年度の集計開始以降で過去最低を更新したことが4日、東京地区私立大学教職員組合連合(東京私大教連)の調査で分かった。
調査は昨年5~7月、茨城、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川の6都県にある15大学・短大の新入生を対象に実施し、保護者5048人から回答を得た。うち下宿生は1958人だった。
下宿生への仕送り額は前年度より500円減り、ピークだった94年度の12万4900円から3割近く減った。
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