渡辺氏、辞任不可避の見方強まる
みんなの党の渡辺喜美代表の8億円借り入れ問題をめぐり、同党内で5日、代表辞任は避けられないとの見方が強まった。浅尾慶一郎幹事長は渡辺氏と近く会談し、進退をめぐり協議する見通しだ。来年春の統一地方選をにらみ地方議員は危機感を募らせており、地方組織の動向次第で渡辺氏は窮地に立ちそうだ。
浅尾氏は5日、横浜市で開かれた党の政治塾で講演し「統一地方選まで今の空気を引きずることはしない」と強調した。参加したのは地方議員や立候補志望者らで、問題の早期決着に取り組む姿勢を示して離反の回避を狙ったとみられる。
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