宍道湖シジミ漁船転覆、1人死亡
4日午前8時半ごろ、松江市の宍道湖の沖合約100メートルで、シジミ漁船2隻が転覆し、同市の漁師三島力さん(66)が死亡、30代の男性が両脚の骨を折った。
松江地方気象台によると、午前8時すぎに松江市で最大瞬間風速25・1メートルを観測しており、強風にあおられて転覆したとみられる。朝から雨も降っていた。
松江署によると、2隻にはそれぞれ、三島さん夫婦と、30代男性が乗り、南岸で漁をしていた。3人を助けようと男性2人が飛び込み、計5人が病院に運ばれた。
島根県水産課によると、宍道湖では春から秋にかけて、シジミ漁が盛んになる。
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