ノドン発射で北朝鮮非難
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は27日(日本時間28日午前)、北朝鮮による中距離弾道ミサイル「ノドン」の発射を協議する非公開の緊急会合を開いた。会合後、3月の議長国ルクセンブルクのルカス国連大使が、「安保理決議に違反する」と発射を非難する報道談話を発表した。
安保理としては最も緩やかな対応。さらに「適切な対応」を協議するとも表明しており、今後より厳しい声明採択などを探る可能性もある。ただ制裁決議に踏み込む可能性は低い。
談話発表は中国を含め安保理の全メンバー国が同意した。ウクライナ情勢で対立する米国とロシアは、今回の発射で最低限の結束は示した。
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