三陸鉄道の南リアス線が復旧
東日本大震災の津波で被災し、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に登場した「北三陸鉄道」のモデルにもなった岩手県の三陸鉄道は5日、南リアス線(盛―釜石、36・6キロ)全線の運行を再開した。
6日には北リアス線(宮古―久慈、71キロ)の不通区間が解消し、震災から3年余りで全面的に復旧。地域の足としての存在感を取り戻し、観光客の呼び込みや産業の復興を支える。
5日は、南リアス線で最後まで不通になっていた吉浜―釜石間の15キロが復旧。クウェート政府の支援を受け、新潟県で新造されたレトロ車両が記念列車として盛駅を出発し、各駅では住民が大漁旗や郷土芸能で祝福した。
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