沖ノ鳥島で5人死亡、2人不明
30日午前7時半ごろ、東京都心から南約1700キロの沖ノ鳥島(東京都小笠原村)の港湾係留施設建設現場で、設置予定の桟橋を台船から現場に移動させる作業中に桟橋が傾いて裏返しになり、乗っていた工事関係者16人が海に投げ出された。5人が死亡、2人が行方不明になり、9人は救助されたが、うち4人が軽傷を負った。
第3管区海上保安本部(横浜)の航空機2機が行方不明者の捜索に当たった。巡視船も向かっているが、遠距離のため到着に数日かかる見通し。保安本部は業務上過失致死傷容疑を視野に関係者から事情を聴く。
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