環状2号、新橋―虎ノ門間が開通
東京都中心部の都道環状2号線の新橋―虎ノ門間(港区、1・4キロ)が29日開通し、記念式典が開かれた。この区間は1946年に都市計画決定され、米国大使館近くを通るため連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサー元帥にちなんで「マッカーサー道路」と呼ばれたが、用地買収が難航、建設が遅れていた。
地下は自動車専用、地上は車道と幅の広い歩道がある二重構造で、事業費は約2700億円。虎ノ門地区の再開発で6月に開業する地上52階の超高層複合ビル「虎ノ門ヒルズ」の地下を通る。地上部は並木を植え、オープンカフェなどでにぎわうようにする。「新虎通り」の愛称もつくった。
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