神戸・三宮の解体工事中のビルで足場が崩れ、通行人の男女2人がけがをした事故で、兵庫県警捜査1課などは4日、業務上過失傷害容疑で、工事をしていた神戸市北区と垂水区の二つの業者の事務所などを家宅捜索した。
捜査1課は、重機で鉄骨を切り離した際、足場に鉄骨を倒したことが原因とみており、重機の操作ミスや安全管理上の不備がなかったか調べる。
現場付近に停車していた路線バスのドライブレコーダーに、倒壊する様子の一部が写っていたことも4日、バス会社などへの取材で判明。屋根を直撃したとみられ、車体が揺れ、乗客が驚いている様子が写っていた。
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