ジャンボ機が最終運航
ジャンボジェットの愛称で40年以上親しまれ、優雅なシルエットから「空の女王」とも呼ばれたボーイング747が31日の運航を最後に、日本の旅客航空会社から姿を消した。羽田空港から同日朝に全日空の那覇行きが出発、折り返しの羽田行きが最終フライトとなった。
満席の約570人を乗せて那覇を飛び立った747は、午後3時10分ごろに羽田に着陸。消防車による放水アーチをくぐって駐機場に入ると、出迎えた地上職員らの歓声を受けた。タラップを下りた乗客らは名残惜しそうに、機体を写真に収めていた。
747は550を超える座席が装備可能で、1970年代以降の大量輸送を支えた。
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