パリ初の女性市長誕生
【パリ共同】フランス・パリ市議会は5日、先月23、30日の議会選で勝利した社会党など左派連合の市長候補アンヌ・イダルゴ氏(54)をドラノエ市長の後任に選出、初の女性パリ市長が誕生した。
イダルゴ氏は、2001年就任のドラノエ氏の下で13年間筆頭助役を務めた。統一地方選はオランド政権に対する批判から左派には厳しい戦いだったが、パリ議会選ではナタリー・コシウスコモリゼ氏(40)率いる国民運動連合(UMP)中心の右派に圧勝した。
選挙戦では、高評価を得たドラノエ路線を継承し「公正で連帯があり環境に優しいパリ」を訴え、優先課題には公営住宅増設などを挙げている。
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