日本、米国、韓国は北朝鮮の核・ミサイル問題に対処するため、3カ国外務省局長級協議をワシントンで今月前半にも開催する方向で調整に入った。複数の日本政府筋が3日、明らかにした。
安倍晋三首相、オバマ米大統領、韓国の朴槿恵大統領が先月下旬のオランダでの日米韓首脳会談で、北朝鮮対策をめぐる連携強化で一致したことを踏まえた対応。協議では、北朝鮮が新たな核実験実施などの挑発行動に出る可能性もあるとみて緊密な意思疎通を図る。
日本は拉致・核・ミサイル問題の包括的解決への理解と協力を米韓に求める。3月末に北京で実施された日朝外務省局長級協議の内容も説明するとみられる。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。