チリ北部沖で2日に起きたマグニチュード(M)8・2の地震で、気象庁は3日午後6時、北海道から関東の太平洋側などに発表していた津波注意報をすべて解除した。「今後も1日程度、若干の海面変動が続くと予想されるが、被害の心配はない」と説明している。
注意報は発表から15時間継続。3日午後も各地で津波を観測し、最大値を更新した地点もあったが、「これ以上津波は大きくならない」と判断した。震源が海外の「遠地地震」に伴う津波のため、潮位変動が長く続いた。
総務省消防庁によると、青森、岩手、宮城の3県の7市町が約3万人に避難勧告を出した。
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