米、力による国境変更許さず
ヘーゲル米国防長官は5日、米ハワイから日本に向かう機中で同行記者団と会見した。ロシアによるウクライナ南部クリミア編入に触れ、力を背景に国境の変更を試みる国は「(ロシア以外にも)常に存在する」と述べ、名指しを避けながら中国を強くけん制、日本など同盟国防衛への決意を強調した。AP通信が伝えた。
5日午後に来日したヘーゲル氏は安倍晋三首相との会談でも、中国や北朝鮮、ウクライナ情勢を踏まえ、力を背景とする一方的な現状変更の試みは決して容認できないとの立場で一致した。
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