米、サイバー軍を6千人規模に
【ワシントン共同】ヘーゲル米国防長官は28日、サイバー軍の要員を2016年末までに6千人規模に増強する方針を表明した。現状より7倍近い大幅増になるもようだ。サイバー司令部と国家安全保障局(NSA)本部がある東部メリーランド州フォートミード陸軍基地の式典あいさつで明らかにした。
ヘーゲル氏は、中国などが発信源とされるサイバー攻撃について「私が話している間にも、国防総省のシステムは約5万回も敵のアクセスを受けている」と懸念を表明。
同時に水道、電力を含む米国の公的サービスのシステムを狙った攻撃が「激増している」と述べた。
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