経済協力開発機構(OECD)は1日、世界の15歳を対象に2012年に実施した「学習到達度調査(PISA)」のうち、コンピューターを使った「問題解決能力」の結果を公表した。参加した44カ国・地域のうち、1位はシンガポールで、日本は3位だった。7位までをアジアが占めた。
コンピューターを使った方式で問題解決能力を調べるのは初めて。OECDは問題解決能力を「解決の方法がすぐに分からない問題状況を理解し、解決しようとする力や意志」と定義。知識や技能を活用して情報を集めながら解答する問題で測定。コンピューターに残る操作記録を数値化、誤答でもプロセスを評価できる。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。