パナソニックの津賀一宏社長は31日、共同通信インタビューに応じ、2018年度の連結売上高を10兆円規模とする目標達成に向け、成長分野に位置付ける住宅や自動車分野の企業買収など積極投資で、18年度までに売上高を2兆円上積みする方針を明らかにした。
プラズマテレビや半導体などの赤字事業でリストラを断行した結果、「14年度までの構造改革にめどが立った」と判断。「借金が減り、投資ができる時期が近づいている」と述べ、成長戦略加速の考えを強調。
津賀社長は「成長戦略を描かない状態だと(18年度の)売上高は約8兆円になる」と指摘。買収などで売上高を2兆円上積みする。
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