中国主席「南京で30万人虐殺」
【ベルリン共同】ドイツ訪問中の中国の習近平国家主席は28日、ベルリンで講演を行い、日中戦争時に旧日本軍が南京を占領した際に起きた南京大虐殺に言及し「日本は30万人以上を虐殺した」と強調した。習主席は「日本軍国主義による侵略戦争で中国人3500万人以上の死傷者が出た」とも述べ、日本を名指し批判した。
ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の歴史を抱えながら近隣諸国と和解したドイツで、習主席自らが歴史問題をめぐって日本批判を展開し、安倍晋三政権と徹底対決する姿勢を鮮明にした。
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