将棋の電王戦はプロ棋士が初勝利
将棋のプロ棋士とコンピューターソフトによる5対5の団体戦、第3回電王戦の第3局は29日、大阪市の「あべのハルカス」で行われ、豊島将之七段(23)が83手でソフトの「YSS」を破ってプロが初勝利を挙げ、1勝2敗とした。
今回の電王戦は第1局の菅井竜也五段、第2局の佐藤紳哉六段が共に敗れていた。残りは2局でプロは依然、1敗もできない状況となっている。
先手番の豊島七段は2007年にプロ入りした若手の精鋭。序盤から大駒が飛び交う激しい展開となったが、的確に攻めをつないで快勝した。対局は持ち時間各5時間で実施された。
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