ノバルティス経営陣が退任
製薬会社ノバルティスファーマ(東京)は3日、医師が主導する臨床研究に社員が不適切な関与をした問題の責任を取り、二之宮義泰社長と副社長、常務の3人が退任し、ダーク・コッシャ社長ら新役員が任命されたと発表した。
降圧剤ディオバンに関する誇大広告問題と、東京大などが行った白血病治療薬タシグナの臨床研究への不適切な関与が社長交代の理由という。
ノ社は、2011年以降にノ社が関与した全ての医師主導研究に対する調査を今年2月から始めたことも明らかにした。夏までに終え、結果を公表する。また、現在行っている研究支援を一時的に停止するとした。
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