ロシア下院、クリミア編入を批准
【モスクワ、シンフェロポリ共同】ロシア下院は20日、ウクライナから独立を宣言した「クリミア共和国」とロシアが締結した編入条約を批准し、ロシア連邦にウクライナ南部クリミア半島の同共和国とセバストポリ市を新たな二つの構成体として加える法案を採択した。
ラブロフ外相は今週中に編入に関する「法的手続きが終わる」との見通しを示した。編入は新たな連邦構成体を反映した憲法修正で完結する。ロシアのプーチン政権が米欧など国際社会の批判をよそに、編入完了への国内手続きを急ピッチで進めている実態が浮き彫りになった。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。