ロシアとのビザ免除交渉凍結
【ブリュッセル共同】ウクライナ情勢をめぐる欧州連合(EU)の臨時首脳会議は6日、同国南部クリミア自治共和国の実効支配を固めたロシアの行動を非難し、渡航の際の査証(ビザ)免除などに関するEUとロシアの交渉を凍結することを決めた。
また、外交解決に向け、ロシアが数日中にウクライナと協議を始めなければ、渡航禁止や資産凍結などの制裁や、EUとロシアの首脳会議の中止といった措置も取ると警告し、ロシアに対する圧力を強めた。
終了後の記者会見で、ファンロンパイEU大統領は今回の措置を含め「3段階の対応を取る」と説明した。
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