安倍晋三首相は19日の参院予算委員会で、難航するTPP交渉について、4月のオバマ米大統領来日に向けて日米協議の進展を目指す考えを示した。与野党は19日の参院予算委の理事懇談会で、2014年度予算案を20日の委員会で採決する日程に合意した。20日の参院本会議に緊急上程され、与党などの賛成多数で可決、成立する。
理事懇談会では採決に先立って20日午前から首相らが出席して「安倍内閣の基本姿勢」に関する集中審議と一般質疑、締めくくり質疑を行うことも決めた。
首相はTPP交渉に関し「日米両国で協調して交渉全体の議論を引っ張っていきたい」と表明した。
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