【フェオドシヤ共同】ウクライナ南部クリミア自治共和国フェオドシヤで、ロシア軍部隊がウクライナ海兵隊基地を包囲し、武器の共同管理を提案して事実上の武装解除や投降を要求したとウクライナ側指揮官が3日、証言した。クリミアを制圧するロシアの手口が明らかになった。
ウクライナでは2日、クリミア半島のセバストポリにある海軍本部をロシア側に包囲された海軍司令官が親ロシアのクリミア自治共和国首相に忠誠を宣誓したばかり。
証言したのは、フェオドシヤのウクライナ海兵隊基地を指揮するドミトロ・デリャティンスキー中佐。基地は現在も武装部隊が包囲しているが挑発行動はないという。
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