「杉原千畝」名でアンネ本寄贈
東京都内の公立図書館などで「アンネの日記」や関連書籍が破られているのが大量に見つかった事件で、東京都立中央図書館(港区)に、第2次世界大戦中にユダヤ人を救った外交官として知られる「杉原千畝」を名乗る人物から、関連本137冊の寄贈があったことが26日、分かった。杉原さんは1986年に亡くなっている。
同館によると、24日午前に段ボール箱2箱が配送された。伝票には東京都内の住所と杉原さんの名前が書かれており、同日、杉原さんの名前を名乗る人物から「本を活用してほしい」という電話があった。
25日に中身を確認すると、「アンネの日記」や関連本が137冊入っていた。
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