日米韓3カ国は20日、オランダで24日から開かれる核安全保障サミットに合わせ、安倍晋三首相とオバマ米大統領、朴槿恵韓国大統領による首脳会談開催に向け最終調整に入った。実現すれば、米国を仲介役に、安倍首相と朴大統領が会談という形で本格議論するのは初めてとなる。首相は日韓関係改善に向けた足掛かりにしたい意向だ。
岸田文雄外相は20日の記者会見で「日韓の間には個別の問題は存在するが、難しい局面だからこそ高い政治レベルの対話が必要だ。韓国が応じるよう期待している」と述べた。日本政府筋は「韓国側から会談に応じるかどうかの連絡はまだない」と話した。
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