米太平洋艦隊幹部は20日までに、中国人民解放軍が昨年行った大規模軍事演習について、沖縄県・尖閣諸島などを強襲、制圧する作戦を想定していたとの見解を示した。米海軍系のシンクタンク、米海軍協会が、13日に西部カリフォルニア州で開かれた会合での、幹部の講演内容を公表した。
同艦隊情報幹部のファネル大佐は演習について、大規模な上陸部隊などの連携を確認したと指摘し、「人民解放軍は短期の集中的猛攻で日本の自衛隊を壊滅させ、尖閣諸島や南西諸島南部までも制圧する任務を与えられたと考えられる」と述べた。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。