ウクライナ情勢でロシアけん制
【ワシントン、ブリュッセル共同】ケリー米国務長官は26日、親ロシアのヤヌコビッチ政権が崩壊したウクライナ情勢について「いかなる形であろうと領土主権を侵す軍事介入は重大な誤りとなる」と述べ、ウクライナとの国境付近で軍事演習に着手したロシアを強くけん制した。
国務省で米メディアに語った。ケリー氏はウクライナの経済再建のために10億ドル(約1020億円)規模の債務保証を検討していることを明らかにした。
ブリュッセルで開かれた北大西洋条約機構(NATO)国防相理事会も26日、「ウクライナの主権、領土の一体性を支持し続ける」との声明を発表した。
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