日本競輪選手会は12日、東京都内で開いた理事会で、同選手会からの退会と選手会新団体の発足を発表して、著しく規律を乱したとして、武田豊樹(茨城)村上義弘(京都)長塚智広(茨城)に1年間の出場自粛を勧告するなど厳しい処分を決めた。処分の対象は最上級のS級S班5人を含む23選手で、自粛期間は5月1日からの予定。
新田祐大(福島)と平原康多(埼玉)には8カ月間、この他の成田和也(福島)村上博幸(京都)ら18選手には6カ月間の出場自粛勧告。同選手会の佐久間重光理事長は「軽い制裁ではよろしくないと判断した。本人たちはいかなる制裁も受けると言っている」と話した。
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