【キエフ共同】ウクライナで大統領代行に任命されたトゥルチノフ最高会議(議会)議長は23日に演説し「欧州との統合路線に戻る」ことを優先すると言明、将来的な欧州連合(EU)加盟も念頭に、崩壊した親ロシアのヤヌコビッチ政権が棚上げしたEUとの関係強化の政策を復活させると表明した。ウクライナを自国経済圏にとどめたいロシアの反発は必至だ。
一方、アバコフ内相代行は24日、多くの市民を殺害した容疑で、大統領を務めたヤヌコビッチ氏と側近を指名手配したと明らかにした。インタファクス通信が報じた。
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