日立製作所やパナソニックなど電機大手6社の2014年春闘は10日、ベースアップ(ベア)相当分として月額2千円の賃金改善を実施することで事実上決着した。1998年の1500円を上回り過去最高水準。賃上げ水準が高すぎるとして難色を示していた富士通、NECが容認する方針を固めた。12日に一斉に回答する。
春闘相場をリードする電機大手の賃上げは、他業界にも影響を与えそうだ。
中堅の富士電機、沖電気工業、安川電機、明電舎の4社も2千円の回答で足並みをそろえる方向となった。
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