インターネットを使って商品やサービスを取引するネット通販が拡大し、2013年度の市場規模はスーパーや百貨店を大きく上回る約16兆円に膨らむ見通しだ。取り扱う商品は家電や日用品からマンション、自動車まで広がり、スマートフォンの普及で取引がより手軽になった。個人間の取引も増えるなど流通業界の構図が大きく変わってきた。
調査会社のMM総研(東京)の推定によると、12年度のネット通販市場は約14兆2千億円、13年度は国内消費全体の5・6%を占める約15兆9千億円。一般用医薬品のネット販売解禁などもあり、15年度には20兆円を超える勢いだ。
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