政府は、核物質を使ったテロの防止対策を進めるため、日米中韓4カ国による初の実務者会合を7月にワシントンで開催する方向で調整に入った。北朝鮮の核・ミサイル開発をにらみ、連携を強化する狙いがある。領土や歴史認識をめぐり中韓両国との対立が続く中で「共通の懸念事項」(政府関係者)に関する会合を実現させ、関係改善につなげる思惑もありそうだ。政府関係者が15日、明らかにした。
安倍首相は3月24、25両日にオランダで開かれる「第3回核安全保障サミット」に出席する意向を固めている。
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