TPP、交渉長期化避けられず
【シンガポール共同】日本や米国など12カ国が参加する環太平洋連携協定(TPP)交渉の閣僚会合は24日、シンガポールで3日目の協議をした。甘利明TPP担当相は同日夕、米国のフロマン通商代表と2回目の個別会談を実施したが、意見の溝は埋まらず、TPP交渉の長期化は避けられない見通しとなった。
日米は農産品や自動車の関税をめぐり協議したが、平行線で終わった。
甘利氏は日米会談の終了後の記者会見で「主張の隔たりがかなりある」と述べ、引き続き事務レベルで調整する考えを示した。25日に日米会談をするかどうかは「セットされていない」とした。
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