総務省は18日、2013年度3月分の特別交付税として、7308億円を19日に自治体に配ると発表した。2月の記録的豪雪などで除雪費は426億円を計上。普通交付税で手当てした分を含めた除雪費の総額は1866億円となり、過去最大だった12年度の1876億円とほぼ同水準となった。
埼玉、山梨など5県は、普通交付税の算定に含めた除雪費を大きく上回る費用が掛かっており、その差額を埋めるため、特別交付税での支援割合を特例で引き上げて対応した。
総務省は、雪で壊れた農業用ビニールハウスの撤去や再建についても特別交付税で自治体を支援する方針。
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