パナソニックは4日、2014年春闘でベースアップ(ベア)に当たる賃金改善を実施する方針を固めた。ベア実施は2008年以来、6年ぶり。物価の上昇や消費税増税を見据え、家計の負担が増えることを考慮。日立製作所など電機主要各社と足並みをそろえる。
労働組合側は月額4千円以上の賃金改善を要求。経営側は満額に慎重な姿勢を示しており、金額をめぐって厳しい交渉が続きそうだ。
年間一時金(ボーナス)は業績連動で支給する方式を採用しており、14年は13年を上回ることになる。
経営側は厳しい経営環境が続いているとし、人件費の上昇につながる賃金改善に慎重な姿勢を示していた。
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