ウクライナで再び衝突
【キエフ共同】混乱が続くウクライナの首都キエフで20日、反政府勢力と治安部隊が再び衝突、AP通信によると22人が死亡した。「停戦合意」は白紙に戻り、情勢は内戦の危機をはらみつつ推移している。事態の緊迫を受けロシアと欧州連合が同日、仲介に乗りだした。
反政府勢力が銃器を使用しているため、治安部隊も銃器で武装、状況に応じ発砲する態勢をとった。治安部隊はこれまで、殺傷力のある銃器は携帯していなかったとされる。
保健省は20日、18日から続く混乱の死者が計67人になったと公表した。最高会議(議会)当局者によると、病院で治療を受けた負傷者だけで500人を超えた。
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