「アンネの日記」破損を示唆
東京都内の公立図書館や書店で「アンネの日記」や関連書籍が相次いで破られた事件で、被害に遭った書店への建造物侵入容疑で警視庁に逮捕された30代の無職の男が、一連の事件への関与をほのめかす供述をしていることが13日、捜査関係者への取材で分かった。
男は取り調べに対し、曖昧な供述や不安定な言動を繰り返しており、警視庁捜査1課は破損事件への関与や刑事責任能力の有無を捜査。男の自宅の捜索では破り取られた書籍のページは発見されず、図書館周辺の捜査でも男の指紋など事件への関与を示す証拠は見つかっていないという。
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