ウクライナがCIS脱退方針決定
【シンフェロポリ共同】ウクライナ国家安全保障会議のパルビー書記は19日、旧ソ連諸国で組織しロシアが主導する独立国家共同体(CIS)からの脱退方針を決めたと発表した。ロシアがウクライナ南部クリミア半島の編入を一方的に決めたことへの対抗措置。ウクライナはロシアの影響圏から離れ、欧米に接近する動きを加速させた。タス通信などが伝えた。
ウクライナが脱退すれば、CISからの加盟国脱退は2009年のグルジア以来となる。
オバマ米大統領は19日、米テレビのインタビューで、ウクライナに米軍を派遣する考えはないと表明、外交解決に力を入れていくと述べた。
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