米国、在日米海軍の強化表明
【ワシントン共同】米国防総省は4日、安全保障戦略の指針となる「4年ごとの国防戦略見直し(QDR)」を発表した。中国の海洋進出に対抗するため、米海軍艦船の6割相当を2020年までに太平洋地域に重点配備するなど「アジア重視」戦略の継続方針を打ち出した。「極めて重要な在日米海軍の強化」が含まれるとし、東南アジア・オセアニア地域での米軍のプレゼンスも強化するとした。
日本、韓国など同盟国と連携する重要性も明記。見直しの内容は、日米両政府が年内改定を目指している自衛隊と米軍の役割分担を定める「日米防衛協力指針(ガイドライン)」にも反映させる考えだ。
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