拉致の「全被害者、家族の元へ」
【ジュネーブ共同】国連人権理事会は17日、ジュネーブの国連欧州本部で、拉致問題を含む北朝鮮の人権侵害について議論した。拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(75)は日本政府代表団の一員としてスピーチし「全ての拉致被害者が家族の元に帰り、北朝鮮の住民が人間の尊厳を回復できるように一層の努力をお願いする」と述べ、拉致問題などの早期解決を訴えた。
北朝鮮の人権に関する国連調査委員会は2月に公表した最終報告書を正式に提出した。
支援組織「救う会」によると、拉致被害者の家族が人権理の通常会期の会合で発言するのは初めて。
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