盗難旅券で4人搭乗か、捜査着手
【クアラルンプール、ハノイ共同】北京に向かう途中に消息を絶ったマレーシア航空機について、マレーシア政府当局者は9日、盗まれた欧州の国のパスポート(旅券)で少なくとも2人が偽名搭乗していたことを空港の監視カメラの映像で確認した。一方、捜索区域の海上で「不審な物体」が見つかり、ベトナム軍高官は不明機の一部である可能性があると述べた。
CNNテレビによると、米連邦捜査局(FBI)は捜査員を派遣すると表明。マレーシア当局は、機体トラブルや操縦ミスのほか、犯罪やテロ行為があった可能性も視野に入れ、各国の当局や情報機関と連携して本格的な捜査に動きだした。
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