京都大の次期学長を決める選考会議が、海外からも候補者の推薦を募ることを検討していることが16日、分かった。競争力強化など大学改革を加速させるのが狙いとみられる。
現在の松本紘学長は9月30日に任期満了を迎える。関係者によると、国内外の大学の学長や有識者らに、候補者の推薦を依頼することを検討している。
国立大学法人法は、各大学の学長は大学の選考会議が決めると規定。京大の選考会議は、学内委員6人と京都市長ら学外委員6人の計12人で構成されている。
京大ではこれまで学内の教職員らによる学内投票を行い、その結果を踏まえて選考会議が学長を選んでいる。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。