住民投票無効決議案を採決へ
【ニューヨーク、モスクワ共同】国連安全保障理事会は14日、ウクライナ南部クリミア自治共和国のロシア編入の是非を問う住民投票は無効だとし、結果を受け入れないよう各国に求める決議案を15日に採決にかけることを決めた。
住民投票は16日の予定。クリミアで実効支配を強めるロシアは安保理常任理事国で拒否権を持つため、決議案の否決は確実視されている。ただ、欧米側は安保理の場でロシアに対する反発の強さを示し、圧力をかける狙いだ。15日の採決はロシアがどこまで孤立状態に追い込まれるかが焦点。
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