若田さん、第39代船長に就任
国際宇宙ステーションで日本時間9日午後、ステーションを指揮する権限の引き継ぎ式が開かれ、若田光一さん(50)が第39代船長に就任した。世界各国が協調して宇宙開発を進めるステーションのリーダーに日本人が就くのは初めてで、日本の有人活動は新たな段階を迎えた。
若田さんは「地球最大規模の国際プロジェクトで大役を任され、日本人として誇りに思う」とあいさつした。
これまでの船長はほとんどステーション計画を主導する米国とロシアから選ばれており、両国以外は欧州とカナダから1人ずつ。若田さんはアジア初の船長となり、帰還する5月中旬まで2カ月間、米ロの飛行士を率いる。
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