千葉県柏市の連続通り魔事件で、強盗殺人容疑で逮捕された自称無職竹井聖寿容疑者(24)の所持品から検出したDNA型が、刺殺された会社員池間博也さん(31)のものと一致し、逮捕の決め手になったことが6日、柏署捜査本部の調べで分かった。
捜査本部によると、逮捕前の5日夕、竹井容疑者の自宅マンションを捜索した結果、凶器とみられる血が付着した刃物などを押収。こうした所持品から、DNA型を検出した。
捜査員との会話の中で「航空機をハイジャックし、東京スカイツリーに突っ込んで社会に報復したい」と言ったりしているといい、刑事責任能力の有無を慎重に調べる。
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