【クアラルンプール共同】消息を絶った北京行きのマレーシア航空機の操縦士が、8日未明に地上との交信装置「エーカーズ」のスイッチが切られる異変が起きた直後に、地上管制と最後の会話を無線でしていたことが分かった。ヒシャムディン運輸相代行が16日の記者会見で明らかにした。
17日付のマレーシア紙などは、機長か副操縦士が同機の針路変更に自ら関与した可能性や、最後の会話が行われた時点で何者かが操縦室に侵入していた可能性などを伝えている。
操縦室からマレーシアの地上管制に向けて最後に発せられた言葉は「了解。おやすみ」。機長と副操縦士のどちらが話したかは不明という。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。