【ワシントン共同】オバマ米大統領は4日、2015会計年度(14年10月~15年9月)の予算編成方針を示す予算教書を議会に提出した。景気回復を背景に財政赤字は5640億ドル(約58兆円)に低下すると予測。一方、11月の中間選挙をにらんで教育やインフラ投資への支出拡大、所得格差の是正策を打ち出した。
大統領は、教書提出後にワシントン市内で演説し「雇用創出の道筋を示した」と自賛した。
富裕層増税や法人税改革を通じて今後10年間で1兆ドル規模の財源を捻出する方針だが、野党共和党の抵抗は必至だ。
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