大雪、「想定外」に長引く影響
関東甲信と東北中心に被害が出た記録的な大雪から21日で1週間が経過した。総務省消防庁のまとめで死者は24人。経済的損失は農業で特に大きく、野菜や果物の価格高騰などで全国にも波及した。依然として4都県で364人の孤立が続いており、想定外の大雪の影響は長引きそうだ。
14日からの大雪で甲府市114センチ、前橋市73センチ、埼玉県秩父市98センチと計17地点で観測史上最多の積雪を更新。その後も気温が低く、21日午後5時の時点でもそれぞれ26センチ、12センチ、38センチの雪がいまだに積もっている。
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