【ニューヨーク共同】交流サイト最大手の米フェイスブックは19日、携帯端末向け通信アプリを提供する「WhatsApp(ワッツアップ)」を190億ドル(約1兆9400億円)で買収すると発表した。買収規模は同社にとって過去最大。
若い世代のフェイスブック離れが指摘される中、若者に人気のアプリを取り込み、さらに地盤を固める狙いがある。
2009年に米国でサービスを開始したワッツアップは、利用者数が4億人を超え急成長しており、欧米などで高いシェアを誇る。フェイスブックの傘下に入ることで、日本の無料通信アプリ「LINE(ライン)」には向かい風が強まりそうだ。
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